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Q 「明るく元気ある人材」を大企業が求めているということですが、ベンチャーではどのような人材を要求されるのでしょうか?
Q 企業研究はどうやったらいいですか?
Q 企業のどこを見たらいいですか?
Q どんな企業があるか、何で調べたらいいのですか?
Q どんな企業がいい企業かを、どうやって判断すればよいでしょうか?
Q パンフレットやホームページを見るのですがあまりわかりません。他に資料はないでしょうか?
Q ホームページ以外でその企業を知る方法を教えてください?
Q 会計事務所で働きたいのですが、どのように探せばいいのですか?
Q 外資系企業への入り方を教えてください外資系企業への入り方を教えてください。
Q 企業の人気ランキングについて教えてください。
Q 企業研究はなぜ必要なのですか?
Q 希望する企業の新卒求人の有無がわかりません。
Q 求める人材について、選考採用基準を聞く方法はあるのでしょうか?
Q 研究する上でのポイントを教えてください。
Q 行きたい企業が見つからないのですが、どのようにしたら見つけられますか。企業の見つけ方、見分け方を教えてください
Q 自分にぴったり合った会社がどこなのか、どう探せば良いのかわからないのですが。
Q 社風とは具体的にどういうものなのでしょうか?
Q 初任給だけでなく、30歳位のモデル賃金を知るにはどうすれば良いでしょうか?
Q 中堅、中小企業にも目をむけなければいけないでしょうか?
Q 鉄道関係の仕事を今考えています。資料はありますか?
Q 日本企業と外資系企業の違いについて教えてください。
Q 優良企業とはどのような企業のことでしょうか。その見極め方がよくわからないのですが。
Q 「明るく元気ある人材」を大企業が求めているということですが、ベンチャーではどのような人材を要求されるのでしょうか?
"「明るく元気ある人材」って、いったい何でしょうか。何となく感覚的には判りますが、哲学的で答えが在って無いように思えます。ある企業の社長が「色々な失敗を沢山するでしょう。きっと怒られることもあるかもしれません。でも、その時『いい事を教えてもらったとか。これで一段ステップアップできた』と考えられる前向人」と言っていました。
同感だと思います。どんな企業であっても求められる人材は同じと言えるでしょう。
ところで、「ベンチャー企業」と「大手企業」の違いは何でしょう。資本金とか、従業員数とか、安定度とか、色々比べることができますが、ここでは角度を変えてみましょう。
経営が間近に感じられ職務範囲が広いことがあげられます。特に若いうちから、幅広い権限を与えられます。それだけ、強い「責任感」と「積極性」などが求められます。"

Q 企業研究はどうやったらいいですか?
まず、自分の判断基準を一つ持つことです。企業の良い点・悪い点は企業によって異なります。そのため、ただぼんやり見ているだけでは比較や研究はできません。まず、自分自身の最も優先する事項を選択し、共通のポイントで複数の企業を見ていくべきです。方法として、まず自分の関心のある業界をいくつか絞ってその中で企業研究を進めていくほうが良いでしょう。
見方は人それぞれなので、自分自身が何を大切にするか、例えば「給料」なのか「人間関係」なのか「安定性」なのかというように、大事にしたい事柄、重要視している事柄をそれらにあてはめてみるのが良いでしょう。
「企業年鑑」や「会社四季報」、「就職活動ナビゲーションシステム(リクルートナビ、日経ナビ、毎日就職ナビ等)」を活用して調べてみてください。
Q 企業のどこを見たらいいですか?
"まず、自分の判断基準を一つ持つことです。企業の良い点・悪い点は、企業によって異なります。そのため、ただぼんやり見ているだけでは比較や研究はできません。まず、自分自身の最も優先する事項を選択し、共通のポイントで複数の企業を見ていくべきです。方法として、まず自分の関心のある業界をいくつか絞ってその中で企業研究を進めていくほうが良いでしょう。
見方は人それぞれなので、自分自身が何を大切にするか、例えば「給料」なのか「人間関係」なのか「安定性」なのかというように、大事にしたい事柄、重要視している事柄をそれらにあてはめてみるのが良いでしょう。
「企業年鑑」や「会社四季報」、「就職活動ナビゲーションシステム(リクルートナビ、日経ナビ、毎日就職ナビ等)」を活用して調べてみてください。"
Q どんな企業があるか、何で調べたらいいのですか?
最近はインターネットサイトでの検索が主流です。しかしサイトに求人情報を提供している企業が全てということではありません。知名度に関わらず優良な企業はいたるところにあります。そうした企業は知名度のある企業との差を埋めるため各大学に直接求人票を送ります。そうすることにより就職希望学生に見てもらう機会をつくっています。就職活動の最初は関就研やリクナビなどのサイトを活用し、就職活動に慣れてきたら、大学の求人票をじっくり見る。そういう取組みをしてみてはどうでしょうか?このほか、「企業年鑑」や「会社四季報」なども活用して調べてみてください。
Q どんな企業がいい企業かを、どうやって判断すればよいでしょうか?
"あなたが働くうえで最も重要と思っている事は何でしょうか。給料が高い・大企業・土日が休み・時間外勤務が少ない・社員の雰囲気が良い・働き甲斐がある・昔ながらの生涯雇用・年功序列・能力主義・年俸制であること、又は大企業で細分化された業務の一部門を担当したいか、中小企業で早くから仕事を任されたいか等、いろいろあるでしょう。従って自分の価値基準に一番合っている企業が、あなたにとってのいい会社なのです。
今、新卒者の入社3年以内の離職率が3割を超えている原因の一つには、十分な業界研究・会社研究がされていなかったことがあるのではないでしょうか。企業のホームページやパンフレットを見るだけではなく、業界の仕事内容が書かれた本を読む、ビジネス雑誌を読む、OB・OG訪問で話を聞く、直接会社を訪問して社員の仕事振りを自分の目で確認する、同業他社と株価や売上高・利益・従業員数・店舗数などを比較する等、自分でその企業の実態を知り、働き甲斐があり充分実力を発揮できる会社を選ぶことが、あなたの人生にとって大切なことでしょう。"
Q パンフレットやホームページを見るのですがあまりわかりません。他に資料はないでしょうか?
ホームページやパンフレットは企業の広告みたいなものです。会社の実態は把握し難いでしょう。一般書籍や雑誌で業界や会社について書かれたものがあります。ビジネス雑誌(週刊ダイヤモンド・東洋経済・日経ビジネス等)や会社四季報・新聞(株式欄等)がありますが、企業に先輩が居られれば直接話を聞くのも良いでしょう。先輩が居られなければ、企業の総務(又は人事)にお願いして若手社員の方に話をお聞きするのも方法です。なお各大学の就職部(課)では、全てではありませんが企業の情報やデータをもっていますので、積極的に就職部(課)を利用してください。
Q ホームページ以外でその企業を知る方法を教えてください?
ホームページやパンフレットは企業の広告みたいなものです。会社の実態は把握し難いでしょう。一般書籍や雑誌で業界や会社について書かれたものがあります。ビジネス雑誌(週刊ダイヤモンド・東洋経済・日経ビジネス等)や会社四季報・新聞(株式欄等)がありますが、企業に先輩が居られれば直接話を聞くのも良いでしょう。先輩が居られなければ、企業の総務(又は人事)にお願いして若手社員の方に話をお聞きするのも方法です。なお各大学の就職部(課)では、全てではありませんが企業の情報やデータをもっていますので、積極的に就職部(課)を利用してください。
Q 会計事務所で働きたいのですが、どのように探せばいいのですか?
"新卒採用とわざわざ銘打って採用活動を行う企業は全体の2〜3割程度だと言われています。
最近は個人情報の問題ですからまずは、会計事務所や税理士にOBがいないか就職を担当している窓口(キャリアセンター、就職部(課)等)で探して、連絡を取って会いにいったらいかがでしょうか。
実際に何が必要か、どの様な事をすれば良いのかを自分自身で体感するのが一番だと思います。
もし、OBが判らない場合は、職業別電話帳を使い、片っ端から電話で確認する方法もあります。ぜひ、試してみてください。
目標が有るのですから、自分が具体的に、何が出来るかを実行する事が役に立つと思います。"
Q 外資系企業への入り方を教えてください外資系企業への入り方を教えてください。
外資系企業の「探し方」ならば就職サイトがたくさんあります。「外資系企業」「就職活動」をキーワードに検索してください。“企業外資系企業ネッワークなど”関連サイトが沢山ヒットします。
「本」ならば東洋経済新報社から外資系企業総覧、ジャパンタイムズ社外資系企業就職ハンドブックが刊行されています。
ところで、外資系企業で「何を」したいのですか。求められる人材は日本の企業であろうと外資系企業であろうと同じ、イヤもっと厳しいかもしれません。
日本の企業であろうと外資系企業であろうと、「何を」したいのか自分の考えをしっかり持つことが重要だということです。
就職活動に関してのアドバイスを言わせていただくと、一般企業でも一緒ですが、最初の問合せのとき(初対面の相手に)、まず自分のことを名乗るのが常識、礼儀です。特に外資系企業や海外関連会社ともなると、カルチャー、ロジックが違うことから、「マナー」が最も重要なポイント思って間違いありません。
企業側の学生に対する質問は、終始、専門的な内容に限られています。それも相当に突っ込んだ高度なものが多いようです。豪華なホテルでパーティ方式で行われることが多いようで、採用に関しては完全な実力主義で、まったく男女の差別はありません。
外資系企業には日本企業と異なる点が多いことも就職活動の重要なポイントです。日本企業では、仕事はグループでするし、仕事の進め方・仕方は、上司が細かく指示してくれます。これに対して外資系企業では、仕事は一人でするものであり、仕事の仕方、時間の管理の仕方も自己管理です。一見かっこ良く見えますが、自己完結型で仕事をするということは孤独であるということを忘れてはいけません。
つぎに日本企業は、全体として良いか悪いかよりも細かな部分での正確さに神経を使わないといけません。これに対して外資系企業では、スピードが大切であり、全体としてうまく行けば細かなことは問われません。
Q 企業の人気ランキングについて教えてください。
"企業の人気ランキングは、日経新聞や求人サイトで地域別や業界別など色々な角度から発表されています。
ランキングも人気ランキング、優良企業ランキング、小売業ランキングなど切り口も多くあります。しかしどのランキングを見ても、就職四季報に載っている財務諸表の分析や企業イメージから抜け出されていないようで、一昔前のブランド企業が一番という状況から変わっていないように見えます。
就職は大学受験のように単純ではなく、学生一人ひとりの価値観や適性で全く異なる答えがあるはずです。
「大企業や上場企業であれば潰れない」という神話も崩れ去り、激動する変化にどのように柔軟に対応するかが問われる時代になっているはずです。
激動の時代だからこそ、大企業ではないが「オンリーワン」の企業、小回りの利く「キラリ」と光る企業が増えています。
就職とは会社との縁であり、自分探しの場でもあります。企業研究と同時に、自分自身の興味や適性をじっくりと見極めて、自分だけの人気企業を見つけ出してください。"
Q 企業研究はなぜ必要なのですか?
"志望企業が本当に自分に合っているかどうかを見極め、入社後のミスマッチを防ぐために必要です。企業研究をしっかりやらないままに就職すると、「こんな仕事だとは思わなかった」「こんなはずじゃなかった」と、入社前のイメージと現実とのギャップに悩むことになります。
もう一つの理由は、選考試験を有利に進めるため。志望動機は面接やエントリーシートで必ずと言っていいほど聞かれます。業界・企業研究をしておけば、自分なりの答えをきちんと言えますし、面接での高い評価にもつながります。"
Q 希望する企業の新卒求人の有無がわかりません。
"志望企業が明確ならば、電話で問い合わせるでことが一番いいと思います。
過去にこの様な事例があります。A君はかねてからB社に就職を希望していました。HPで求人情報を確認していましたが、どうも今年は求人をしない様なので、就職部(課)に相談しました。「問合せてみたらどうか」と言われたので電話をしたら、やはり今年は無いようでした。再度、就職部(課)に尋ねたところ、「どうしても行きたいのならば、履歴書を持って本社に持って行ってみたら」と指導されました。
彼は「半信半疑ながら」リクルートスーツに身を包みアポイントなしに翌日に履歴書を持参したところ、「今年は若干名しか採用しないので公募はしていません。再々問い合わせをいただいたうえ、君のようにわざわざ書類まで持参してきたのならば、やる気がある証拠。是非、面接をしたい」とその場で面接。後日、内定を取ることができたとのことでした。
ここでは幾つかのポイントがあります。意思表示を行動に表したこと、履歴書を持参したのが、電話のあくる日であること。その場が面接になったこと、そして心の準備も出来ていたことなどがあります。
この事例をたまたまと思うかもしれませんが、採用側にすれば、これほど意欲を感じるものはありません。
あなたのその企業に対する就職したいと言う気持ちを行動に表し、悔いを残さないよう心がけてください。"
Q 求める人材について、選考採用基準を聞く方法はあるのでしょうか?
"企業の選考採用基準にはいろいろあります。面接・書類(エントリーシート、履歴書)・一般常識問題・論作文・適性検査等は勿論のこと、応募資格として、運転免許や簿記検定○級とかTOEIC・TOEFL○点以上などの資格を不可欠としている企業もあります。従って会社説明会や会社訪問の際に、直接人事担当者の方に質問をしてみても良いでしょう。具体的に教えていただける会社とそうでない会社とがあります。
就職部(課)のスタッフが企業の方に求める人材について質問をして返ってくる答えは、一般的に「明るく元気な人」・「論理的コミュニケーション能力に長けている人」・「チャレンジ精神旺盛でバイタリティがある人」・「目的意識が高く自己成長ができる人」が欲しいと言われます。自分に弱いところがあると思う人は、今から一つ一つ改善向上させるよう努力してください。"
Q 研究する上でのポイントを教えてください。
"まず、自分の判断基準を一つ持つことです。企業の良い点・悪い点は、企業によって異なります。そのため、ただぼんやり見ているだけでは比較や研究はできません。まず、自分自身の最も優先するポイントを設定し、そのポイントで複数の企業を比較していくべきです。例えばそのポイントは仕事の内容であったり、勤務条件であったりするわけです。仕事内容ということになると職種や業界で絞る。勤務条件になると家庭の状況やその他様々な理由が背後にあるということになりますが、特別理由がない限り、自分のしたい仕事や関わりたいモノを考えて、次に自分の関心のある業界をいくつか絞ってその中で企業を調べていくほうが良いでしょう。
企業の見方は人それぞれです。自分自身が何を大切にしたいのかを視点に考えてみるのが良いでしょう。
「企業年鑑」や「会社四季報」、「就職活動ナビゲーションシステム(リクルートナビ、日経ナビ、毎日就職ナビ等)」を活用して調べてみてください。"
Q 行きたい企業が見つからないのですが、どのようにしたら見つけられますか。企業の見つけ方、見分け方を教えてください。
"さて、どのように応えたらいいのでしょうか。
就職活動の先輩が「活動を始めた当初は自分が何をしたいのか分からなかったけれど、やっているうちに行きたい企業が見つかった」という話をききます。方法としてはあまり良いとはいえませんが、それもひとつの方法でしょう。
自分の中で企業選びの基準に対する優先順位がつけられていないのも原因と考えられます。「給与」「知名度」「仕事内容」「場所」などの基準をすべて満す企業は、そうそう見つかるものではありません。
自分の中でこれが一番の基準だとか、これだけは譲れないという軸を決めて活動してはどうでしょうか。昔の学生も本当にこの仕事がしたいと思い「就職に就いたひと」は少ないと思います。多くの人はまず「ひとりの社会人として自立することを目指しました」あまり考え込まずに行動してみてはいかがでしょうか。"
Q 自分にぴったり合った会社がどこなのか、どう探せば良いのかわからないのですが。
"まず、はじめに「自分にぴったり合った会社」にこしたことはないと考えましょう。今までそのようなことを考えてきたのではないのですから。それと自分を振返る。いわゆる「自己分析」というやつですね。これはやってみましょう。自分は「何ができるのか」「何をやりたいのか」ということが何となく見えてきます。働くことは自分の大切に思っていることを仕事を通じて表現することです。自己分析を進めたら、次に仕事研究、業界や企業の研究へと展開していきます。興味を持った業界が見つかったら、次にその業界に属する企業を研究していきます。方法としては、まずインターネットやハガキを使って会社案内等の資料請求をするとともに、ホームペ−ジへアクセスし、その企業がどんな仕事をしていてどんな部門を持つのか、その会社はどの分野に強みを持つのか等を調べ、同業他社との比較をすることによって自分のやりたいことや志望順位等を固めていくと良いでしょう。
また、新聞等を読んでいると最新の業界や企業の動向をつかむことも出来ますので、常に目を通すようにしたほうが良いでしょう。"
Q 社風とは具体的にどういうものなのでしょうか?
"社風とは、その会社の風土や企業文化などを指しますが、わかりやすく言えば「会社のカラー」といったものです。例えば同じような商品を販売している会社同士でも、その商品に対する考え方、販売方針など意外と違うものです。また、上司と部下、先輩と後輩などの関係のありかたも会社によって千差万別です。こういったデータからは読み取りにくい会社の特徴を総じて社風とよんでいます。
社風は入社後に仕事をしていく上で非常に重要なポイントです。同じ仕事をするにしても、社風によって仕事を楽しくやれるかどうかは変わってくるでしょう。企業を選ぶにあたって、社風というものも選択の基準に入れておいたほうが良いでしょう。就職活動で会社に出向むと、その場の雰囲気を敏感に感じるものです。その雰囲気が会社の社風に通じる場合もありますが、それが全体を表していると勘違いしないことです。"
Q 初任給だけでなく、30歳位のモデル賃金を知るにはどうすれば良いでしょうか。
「就職四季報(東洋経済新報社)」や「企業年鑑(関西学生就職指導研究会)」「就職ナビゲーションシステム(リクルートナビ、日経ナビ、毎日就職ナビ等)」などにより探すことができます。直接人事担当者に聞くか、OB・OG訪問で給与のことを聞けば、給与が多いか、福利厚生はどうなのかまで知ることができます。
Q 中堅、中小企業にも目をむけなければいけないでしょうか?
いけなくはありませんが、大企業だけがあなたに合った企業とはかぎりません。日本には250万社以上の企業(株式会社、有限会社含む)があると言われています。その殆んどが中堅、中小企業と言われています。特にこの中堅、中小企業の活躍が日本の経済を支えていると言っても過言ではないと言えます。自分の価値観や判断基準を頼りに、企業研究を重ね、自分に合いそうな企業を見つけることを勧めます。なるほど、生涯賃金や福利厚生を比較すると大企業が優位でしょう。しかしそれだけでないことは多くの社会人の知るところです。仕事の仕方も大企業は細分化される傾向にありますが、中堅、中小企業は1人で複数の役割を担うため、全体が見渡せる面白さがあるといわれています。
Q 鉄道関係の仕事を今考えています。資料はありますか?
"鉄道関係というのは、鉄道車両を製造しているメーカーのことですか?座席のシートを製造している繊維会社ですか?車両を扱う商社ですか?人や貨物を運搬する運輸業ですか?鉄道を利用した旅行を提供するサービス業ですか?またはそれらを世間に紹介したり宣伝したりする出版・広告業ですか?まず、鉄道関係といっても想像以上に幅広い分野が考えられることに気づいてください。
みなさんの先輩の中で、旅行関係を希望し、最初は旅行業だけを念頭に就職活動している先輩がいました。しかし、上記の考え方で視野を広げ、これまでの旅行体験を振り返り「旅行をする人々に快適なトイレ環境を提供したい」という思いから、衛生陶器を製造するメーカーに就職し、大活躍しています。この幅広い視野・考え方は成功する就職のキーポイントです!
資料については、就職部(課)にある各企業ファイル、各企業パンフレット、各業界本、インターネットでの閲覧等を利用して、自分でどんどん調べてみましょう。"
Q 日本企業と外資系企業の違いについて教えてください。
"一般的な外資企業のイメージは、能力主義、不安定な雇用、男女平等、部門別採用等が考えられるでしょう。しかしながら全ての外資系企業がそうであり、日本企業が終身雇用、年功序列、家族的雰囲気だというわけではありません。
外資系企業でも雇用を維持しょうと努力する会社もありますし、日本企業でも能力主義や年俸制を導入している会社もあります。従って日本企業・外資系企業という点だけで短絡的に判断をしないようにしましょう。外資系企業では、進出当初の規模が小さい間に撤退してしまう場合もあるでしょうし、企業買収ということも考えられます。英語は不可欠です。
じっくり企業研究をして自分にとって働きやすい、働き甲斐のある会社かどうかを研究してください。"
Q 優良企業とはどのような企業のことでしょうか。その見極め方がよくわからないのですが。
"一流企業と言われている企業が優良企業とは限りません。「一流企業」というのは世間的な評価であり、「優良企業」というのは自分にとっての評価です。従って自分が「働く」ということをしっかり考え、自分に合った企業を見つけることが、自分にとっての「優良企業」だと思います。
以下に優良企業を見分ける10ポイント挙げますので参考にしてください。
1.経営者が優秀か
2.企業の個性、独創性があるか
3.社内の雰囲気は明るいか
4.過去5年間の売上げが極端におちていないか
5.標準以上の営業利益を確保しているか
6.人事制度が能力主義か
7.社員の定着率は良いか
8.社員教育に力を入れているか
9.研究開発に力を入れているか
10.5年後、10年後の経営ビジョンがあるか
以上はあくまで一般論ですので、必ずしもそうであるとは限りません。自分の判断で企業を見てください。"
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